診療案内

脳神経外科

脳神経外科の医師として、都立3次救急病院に約10年従事してきました。現在は日本脳神経外科学会認定脳神経外科専門医、日本脳卒中学会認定専門医として、脳卒中の発症と重症化を防ぐため、診断と予防治療を主体に診療しています。
言うまでもなく、頭部外傷や頭痛に関しても診療しています。
導入している16列マルチスライスCTは、全ての脳疾患の診断に有用です。
予約は不要で検査を実施し、基本的に当日の結果説明を致します。手術などさらなる対処が必要な場合には、状態に適した治療が受けられる医療機関を紹介いたします。

内科

風邪やインフルエンザ、腹痛や便秘など日常的な病態から、 長期的な生活習慣病の管理まで幅広く診療します。できることはする、が信条です。
生活習慣病の治療・管理は、脳卒中の予防です。血圧、LDLコレステロール、ヘモグロビンA1などを、年齢を含めた個人の持つ状況を考慮し、治療・管理します。状態把握と治療の判定に、血管年齢測定も併用しています。
長寿化により、高齢者の人工透析が増えていることを踏まえ、透析導入とならないよう慢性腎臓病 ( CKD ) 、腎性貧血に対処しています。
マルチスライスCTは、肺炎・慢性閉塞性肺疾患・肺がんなどの肺疾患や肝臓疾患の診断に有用です。診断手段として用いています。
健康診断も随時、受け付けています。
胃・大腸ともに内視鏡検査は行っていません。

外科

切り傷、打撲・捻挫、骨折などの外傷や、皮膚の腫瘤切除など小手術にも対処します。
高周波ラジオ波装置は、持続する出血を伴う外傷や小手術に際して有用です。
さらに難しい対処が必要な場合は、病状に応じて他の医療機関への紹介も致します。

皮膚科

湿疹・アトピー性皮膚炎・かぶれ・ 虫さされなど一般的な皮膚疾患を主体に診療しています。
皮膚の腫瘤切除など小手術にも対処します。
帯状発疹には、日常を憂うつにする難治性の帯状疱疹後神経痛 ( PHN )に移行しないように治療をします。
疣贅 ( イボ ) にたいする液体窒素療法は行っていません。

リハビリテーション科/神経ブロック

日常生活に制限をもたらす四十肩など肩関節周囲炎の疼痛・ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどによる腰痛・坐骨神経痛などの管理を主眼に診療しています。疼痛管理として、外用剤 ( 湿布・塗り薬 ) 処方、内服薬 ( 鎮痛作用を持つ薬剤 ) 処方、点滴療法 ( 鎮痛作用・寛解促進作用を持つ薬剤の点滴 )、神経ブロックを行っています。神経ブロックは局所麻酔薬による速やかな鎮痛作用とともに、神経に対する循環改善による寛解促進効作用があります。1回で良くなる方も、数回を必要とする方もいます。繰り返し行うには、1週間の間隔が必要です。
リハビリテーションとしては、腰部の牽引や肩・腰への振動によるマッサージの物理療法とホットパックという温熱療法です。単独でも行い、また神経ブロックとの併用が有効です。